馬産地ニュース

種牡馬展示会レポート【12日、ダーレー・ジャパン】

  • 2007年02月13日
  • 大勢の生産者や関係者の熱い視線の中で開催された。
    大勢の生産者や関係者の熱い視線の中で開催された。
  • 新種牡馬・ルールオブロー
    新種牡馬・ルールオブロー
  • 新種牡馬・ファンタスティックライト
    新種牡馬・ファンタスティックライト
 種牡馬展示会のトップをきって12日、日高町富浜のダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで今年最初のスタリオンパレード(種牡馬展示会)が開催された。

 好天に恵まれたこの日は絶好の展示会日和。期待の新種牡馬ファンタスティックライトやルールオブローの初お披露目とあって、午前10時の開門を待つように生産者やマスコミ関係者が集まり、注目度の高さが伺えた。展示会が始まるまでの時間は各馬の現役時代のビデオが流され、また札幌のホテルからの出張料理が振舞われるなど、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。

 この日展示されたのは他場繋養のダージー(父シーキングザゴールド)、マリエンバード(父カーリアン)、グランデラ(父グランドロッジ)、ムーンバラッド(父シングスピール)と同コンプレックスに繋養されるアルカセット(父キングマンボ)、ルールオブロー(父キングマンボ)、ファンタスティックライト(父ラーイ)の7頭。海外競馬評論家の合田直弘氏が1頭ずつ血統やエピソードなどを交えて紹介すると、1200人の生産者や関係者はそれぞれメモを取ったり、カメラ、ビデオに勇姿を収めていた。

 スタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏は「こうして大勢の方に足を運んでいただいて満足しています。日本の馬産のレベルアップのために貢献したい」と意気込みをみせた。