馬産地ニュース

アロースタッドにて種牡馬展示会が開催される

  • 2010年02月24日
  • 新種牡馬のアジュディミツオー
    新種牡馬のアジュディミツオー
  • 新種牡馬のトップオブツヨシ
    新種牡馬のトップオブツヨシ
  • ラブミーチャンなど産駒が活躍中のサウスヴィグラス
    ラブミーチャンなど産駒が活躍中のサウスヴィグラス
  • 新入厩のチアズブライトリー
    新入厩のチアズブライトリー
 二十間道路沿いのスタリオンによる3場同日展示会(23日)の第2弾はアロースタッド。JBBAの展示会終了時刻に合わせ、こちらは午前10時30分にスタートした。

 初陣を飾ったのは東京大賞典(G1)2連覇を含む交流G15勝の新種牡馬アジュディミツオー。会場に駆け付けた織戸眞男オーナーは「地方馬として初めてドバイに挑戦したことは誇りです。きっと素晴らしい競走馬を誕生させてくれると思います」と挨拶。思い出と共に愛馬の長所を語り、集まった生産者にアピールした。

 2頭目の新種牡馬はタヤスツヨシの後継者として期待が集まるトップオブツヨシ。本年1月の引退レースまでに計5勝をマーク。3歳時にはクラシック路線で活躍し、4歳以降は主に芝のマイル~中距離でコンスタントに上位を争った。

 続いて新入厩のチアズブライトリーが登場。09年にデビューした初年度産駒9頭中5頭が勝ち上がり、産地での注目度も上がっている。

 そのあとは供用2年目のスズカフェニックス、フサイチホウオー、フサイチリシャールと続き、初年度産駒が本年デビューするバランスオブゲーム、ウォーターリーグ、スズカマンボ。今春に2世代目を送り出すスマートボーイ、サンライズペガサスの順に紹介された。以降もサウスヴィグラス、アジュディケーティング、ワイルドラッシュら人気種牡馬が続々と登場し、集まった来場者は熱心に見入っていた。

 展示終了後には種付け権利などが当たる抽選会が行われた。
取材班