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種牡馬展示会レポート【27日、JBBA静内種馬場】

  • 2007年02月28日
  • あいさつする今原副会長
    あいさつする今原副会長
  • デビッドジュニア
    デビッドジュニア
  • ロックオブジブラルタル
    ロックオブジブラルタル
  • 展示風景
    展示風景
 JBBA日本軽種馬協会静内種馬場の種牡馬展示会は、27日午前10時から同種馬場で開催された。挨拶にたった今原照之同協会副会長は、「昨年は、おかげさまで当スタリオンの産駒で重賞17勝を挙げることができました。今後とも私どもの種牡馬を育てていただきたい。」と変わらぬ協力を訴えた。
 集まった生産者ら約500人の注目はやはり新種牡馬の2頭。ロックオブジブラルタルは、ミルリーフが持っていた欧州GIレースの最多連勝記録を塗り替えるばかりでなく、種牡馬としても昨春にデビューさせた初年度産駒からGIウイナーを輩出するなど、期待に違わぬ成績だ。この日は父譲りの馬体で生産者を感嘆させた。
 また、もう一方の新種牡馬デビッドジュニアは一昨年の英国3歳中距離チャンピオン。アサクサデンエンやハットトリックも出走した3月のドバイデューティーフリーを快勝するなどGIレース3勝の強豪だ。こちらは現役馬と見間違うばかりの若々しい馬体で見るものに強烈な印象を与えていた。
 また、テイエムオペラオーやメイショウサムソンの父オペラハウス、南半球で高評価を得ているストラヴィンスキー、今年も産駒が桜花賞戦線をにぎわせそうなボストンハーバーや至宝フォーティナイナーなど10頭が自慢の馬体をアピールした。