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種牡馬展示会レポート【27日、アロー、レックスS】

  • 2007年02月28日
  • 新種牡馬・ウォーターリーグ
    新種牡馬・ウォーターリーグ
  • 新種牡馬・スズカマンボ
    新種牡馬・スズカマンボ
  • 新種牡馬・テレグノシス
    新種牡馬・テレグノシス
  • 新種牡馬・バランスオブゲーム
    新種牡馬・バランスオブゲーム
 JBBA静内種馬場の展示会に引き続き、10時40分からはアロースタッドで、11時30分からはレックススタッドでそれぞれ種牡馬展示会が開催された。
 アロースタッドでは、一昨年春の天皇賞を快勝した良血スズカマンボとGIIレース6勝の最多勝記録をつくったバランスオブゲーム、米チャンピオンサイアーのデヒア産駒ウォーターリーグが初お披露目。今年から産駒をデビューさせるワイルドラッシュ、サウスヴィグラス、スマートボーイ、ミレニアムバイオやトップサイアーとしての地位を確実なものとしているアジュディケーティング、タイキシャトル、ブライアンズタイムなど豪華ラインナップが、集まった生産者ら約400人を前に堂々たる姿を見せた。また、この日はスズカマンボを管理した橋田調教師や永井オーナーも駆けつけてマイクパフォーマンスを見せるなど愛馬のPRに一役買っていた。
 隣接するレックススタッドの新種牡馬は2001年の青葉賞快勝のルゼルと2002年のNHKマイルC優勝馬テレグノシス。前者は貴重なザフォニック血脈を伝える良血馬らしいキビキビした動きが生産者の目を引き、後者は、長くマイル戦線を沸かせた実力馬らしく落ち着いた雰囲気で見るものを魅了していた。
 ほか、新入厩のシックスセンス、ザッツザプレンティに混じってティンバーカントリーやヘクタープロテクター、エイシンサンデーやジェニュインなど同スタッド自慢の良血種牡馬たちが次々と登場する豪華展示会に集まった生産者ら約300人は満足気だった。