馬産地ニュース

ブリーダーズSSで種牡馬展示会が開催される

  • 2010年02月19日
  • 新種牡馬スウィフトカレント
    新種牡馬スウィフトカレント
  • 新種牡馬ハイアーゲーム
    新種牡馬ハイアーゲーム
  • 約300人の関係者が集まった中、行われた
    約300人の関係者が集まった中、行われた
  • 展示会終了後には一般ファンにも開放された
    展示会終了後には一般ファンにも開放された
 2009年度に、日高地区では最多となる1228頭への種付けを行なった人気スタリオン「ブリーダーズスタリオンステーション」の種牡馬展示会が18日午前11時、同スタリオンで開催された。ときおり小雪が舞うあいにくの天候だったが、約300人の生産者が集まって新種牡馬などに熱い視線を送った。

 新種牡馬は2頭。青葉賞(G2)と鳴尾記念(G3)の2重賞を制し、日本ダービー(G1)でもキングカメハメハの3着となったハイアーゲームと、アサクサデンエンやヴィクトワールピサの兄弟で2006年のサマー2000シリーズチャンピオンのスウィフトカレント。いずれもサンデーサイレンスを父に持ち、生産者の注目度は高い。

 次いで、今年、初年度産駒が産声をあげているサイレントディール、ブラックタイドが紹介され、供用3年目を迎えたアサクサデンエン、スターキングマン。さらに今年、初年度産駒をデビューさせるアドマイヤジャパンと続いた。

 そのあとは、すでに産駒が活躍中のタップダンスシチー、ラスカルスズカ、エアジハード、ブラックホーク、トワイニング、バブルガムフェロー、フサイチコンコルド、スウェプトオーヴァーボード、グラスワンダーの順で来場者の目を楽しませ、最後を飾ったのは再入厩のステイゴールド。昨年の春秋のグランプリホース、ドリームジャーニーなど8頭の重賞勝馬を送る内国産のエース級種牡馬の登場に集まった人たちは寒さも忘れて見入っていた。
取材班