冬季繁殖馬セールが開催されました
競走馬の母をトレードする「繁殖馬セール」が1月28日(水)、北海道市場において㈱ジェイエスの主催で行なわれた。
上場頭数は46頭(受胎馬28頭、空胎馬18頭)、売却頭数は29頭(受胎馬16頭、空胎馬13頭)、売却率は63・04%で前年を8・5ポイントうわまわったが、総売上額は1億276万3500円で前年比1440万6000の減少となった。
最高価格は、南関東中心に活躍したラヴァリーフリッグ(10歳、父マーベラスサンデー、母ユウワプリティー)の1585万5000円。同馬のお腹の中にはジャングルポケットが受胎しており、コスモヴューファームが落札した。
空胎馬の最高価格となったのはラドランファーマ(7歳、父ホワイトマズル)。ダイワの冠で有名な大城敬三さんが1312万5000円で落札した。同馬は、父ホワイトマズル、母ヒデアスタイアー(その父マルゼンスキー)という血統。同馬は、ベゴニア賞など3勝をあげたほかクイーンCではライラプスの3着、フラワーCでもシーザリオの4着している。
1000万円以上で取引されたのは、この2頭だった。
市場長を務めた藤原悟郎さんは「世界的な金融不況の中で、前年をうわまわる売却率を残せたことでほっとしている。血統の更新や良馬生産に対する意欲が衰えていないことを感じた。冬季繁殖馬セールは、牝馬には現役を引退したあとにも価値があるということ知らしめたかった。来年は、さらによい馬を数多く揃えてせりを盛り上げていきたい」と満足そうだった。
㈱ジェイエスが主催する繁殖馬セールが約30年の歴史を持つ伝統的な民間市場で、これまで多くの母をトレードしてきた。昨年の朝日杯フューチュリティSを勝ったセイウンワンダーの母セイウンクノイチも、この市場で売却されてセイウンワンダーを生んでいる。
日高案内所取材班
上場頭数は46頭(受胎馬28頭、空胎馬18頭)、売却頭数は29頭(受胎馬16頭、空胎馬13頭)、売却率は63・04%で前年を8・5ポイントうわまわったが、総売上額は1億276万3500円で前年比1440万6000の減少となった。
最高価格は、南関東中心に活躍したラヴァリーフリッグ(10歳、父マーベラスサンデー、母ユウワプリティー)の1585万5000円。同馬のお腹の中にはジャングルポケットが受胎しており、コスモヴューファームが落札した。
空胎馬の最高価格となったのはラドランファーマ(7歳、父ホワイトマズル)。ダイワの冠で有名な大城敬三さんが1312万5000円で落札した。同馬は、父ホワイトマズル、母ヒデアスタイアー(その父マルゼンスキー)という血統。同馬は、ベゴニア賞など3勝をあげたほかクイーンCではライラプスの3着、フラワーCでもシーザリオの4着している。
1000万円以上で取引されたのは、この2頭だった。
市場長を務めた藤原悟郎さんは「世界的な金融不況の中で、前年をうわまわる売却率を残せたことでほっとしている。血統の更新や良馬生産に対する意欲が衰えていないことを感じた。冬季繁殖馬セールは、牝馬には現役を引退したあとにも価値があるということ知らしめたかった。来年は、さらによい馬を数多く揃えてせりを盛り上げていきたい」と満足そうだった。
㈱ジェイエスが主催する繁殖馬セールが約30年の歴史を持つ伝統的な民間市場で、これまで多くの母をトレードしてきた。昨年の朝日杯フューチュリティSを勝ったセイウンワンダーの母セイウンクノイチも、この市場で売却されてセイウンワンダーを生んでいる。
日高案内所取材班