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21日、道営所属現役馬のトレーディングセール開催

  • 2008年11月28日
  • パドックを利用した展示会場~門別競馬場
    パドックを利用した展示会場~門別競馬場
  • 同

  • セリ会場は展示会場を見下ろす室内スタンドに仮設された
    セリ会場は展示会場を見下ろす室内スタンドに仮設された
  • 最高落札価格馬モエレエキスパート
    最高落札価格馬モエレエキスパート
  • 最高落札価格牝馬モエレクリフィス
    最高落札価格牝馬モエレクリフィス
 ホッカイドウ競馬所属の現役馬セール「2008年トレーディングセール」が21日、小雪舞う門別競馬場で開催されました。この日は2歳馬を中心に63頭(牡25頭、牝38頭)が上場されて、うち19頭(牡6頭、牝13頭)が売却。総額で1億983万円(税込み)を売り上げました。
 売却率(前年比2.6%減)総売上(同0.4%減)はほぼ横ばいでしたが、平均価格は550万5000円で約1割ほどアップ。荒木正博日高軽種馬農協組合長は「市場全体が下落傾向の中で、まずまずの結果。重賞級の馬がでれば、市場は盛り上がる」と納得の様子。
 最高価格は、クローバー賞に勝ち、札幌2歳S3着、北海道2歳優駿2着のモエレエキスパートの3150万円。新冠町のビッグレッドファームが落札しました。また、牝馬の最高価格は11戦3勝のモエレクリフィス(父ゴールドヘイロー)の672万円でした。
 なお、平和賞勝馬のチョットゴメンナ、03年の札幌2歳S優勝のモエレエスポワールは価格が折り合わずに主取りとなりました。

                    日高案内所取材班