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浦河で当歳馬品評会

  • 最優秀賞を受賞したジュリエッタの2020
    最優秀賞を受賞したジュリエッタの2020
  • 三密を避けて行われた審査
    三密を避けて行われた審査
  • 挨拶する浦河町軽種馬生産振興会青年部の田中駿部長
    挨拶する浦河町軽種馬生産振興会青年部の田中駿部長

 11月6日、浦河町にある牧場後継者などで構成する浦河町軽種馬生産振興会青年部と荻伏軽種馬生産振興会青年部は、令和2年度軽種当歳馬品評会を共催で開催した。

 品評会は今年で10年目。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれたが、規模を縮小するなど感染予防対策を徹底することで開催にこぎつけた。

 品評会には浦河青年部の会員牧場から5頭、荻伏青年部の牧場から5頭、JRA日高育成牧場から1頭の合計11頭がエントリー。各牧場を巡回する形式で行われた。

 開催にあたり浦河青年部の田中駿部長は「新型コロナウイルスの影響で開催するか悩みましたが、最少人数にして可能な限りやろうと開催を決めました。ご不便はおかけしますが、三密を避けてソーシャルディスタンスを確保して審査していただけたら幸いです。よろしくお願い申し上げます」と挨拶した。

 審査員は参加者全員となり、馬体は20点満点、手入れと展示は10点満点で評価。参加者は出陳馬の馬体全体のバランスといったコンフォメーションや月齢に見合った成長具合(大きさ、骨量など)、適切なボディコンディションスコア、歩様、ブラッシングにより美しく手入れされているか、健康な毛づやか、たてがみや前髪が整っているか、馴致、馬が人をリーダーとしてリスペクトし、人馬の距離感が適切かといった信頼関係、審査員が見やすいように配慮した展示方法、チフニーや展示頭絡などの馬装などを注意深くチェックした。展示の際には数いる生産馬から出陳馬をエントリーした動機、離乳した時期、普段の放牧時間や放牧方法、飼料の量や種類、配合種牡馬を選んだ理由、来年の1歳市場への上場を予定しているかなどの聞き取り調査も行われた。

 審査の結果、最優秀賞は川越ファームのジュリエッタの2020が受賞。優秀賞1席は大北牧場のウートゥルメール2020、優秀賞2席は高村牧場のピエールドリュヌ2020、ベストターンドアウト賞は大北牧場のウートゥルメール2020に決定した。

受賞馬の血統は下記の通り。

〇最優秀賞
ジュリエッタの2020 牝、鹿毛、3月14日生
父マジェスティックウォリアー、母ジュリエッタ、母の父エンパイアメーカー
川越ファーム生産

〇優秀賞1席
ウートゥルメール2020 牡、黒鹿毛、3月16日生
父バゴ、母ウートゥルメール、母の父マンハッタンカフェ
大北牧場生産

〇優秀賞2席
ピエールドリュヌ2020 牡、鹿毛、4月8日生
父リアルスティール、母ピエールドリュヌ、母の父キングカメハメハ
高村牧場生産

〇ベストターンドアウト賞
ウートゥルメール2020 牡、黒鹿毛、3月16日生
父バゴ、母ウートゥルメール、母の父マンハッタンカフェ
大北牧場生産