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北海道セプテンバーセール取引馬が初勝利

  • 2020年05月12日
  • セプテンバーセール取引馬初勝利のラジアントエンティ
    セプテンバーセール取引馬初勝利のラジアントエンティ
  • セプテンバーセールでは4,860,000円(税込)で取引された
    セプテンバーセールでは4,860,000円(税込)で取引された
  • セプテンバーセール取引馬限定の市場取引賞が交付される
    セプテンバーセール取引馬限定の市場取引賞が交付される

 4月23日、門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の第1回門別競馬4日目の5R「JRA認定フレッシュチャレンジ競走(外1100m)」において、昨年の北海道セプテンバーセールで取引されたラジアントエンティがデビュー勝ち。セプテンバーセール取引馬の記念すべき初勝利を記録した。

 北海道市場のセプテンバーセールは、サマーセールの日程短縮、販売機会の拡大、9月が主流とされる欧米の1歳市場に倣って昨年新たに開設。2日間で492頭が上場され363頭が売却され、売却総額1,597,860,000円(税込)、売却率73.8%、平均価格4,401,818円(税込)を記録した。

 デビュー勝ちしたラジアントエンティは、父スマートファルコン、母ミヤビグローリー、母の父アグネスタキオンという血統の牝2歳の栗毛。ミヤビグローリー2018の名で新ひだか町にある静内白井牧場から上場され、4,860,000円(税込)で小林祥晃氏に落札された。

 ラジアントエンティにはセプテンバーセール取引馬限定「市場取引賞の加算」の対象になり、地方競馬の2歳競走で第1着になった場合に交付される市場取引賞20万円に10万円を加算した額が交付される。