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JRA日高育成牧場でJRAブリーズアップセール上場馬の最終調教動画撮影

  • 2020年04月28日
  • 日高育成牧場での最終調教動画撮影に臨むJRA育成馬
    日高育成牧場での最終調教動画撮影に臨むJRA育成馬
  • ラスト2ハロンの1番時計を計測したダイワジャンヌ2018(牝、父キズナ)
    ラスト2ハロンの1番時計を計測したダイワジャンヌ2018(牝、父キズナ)
  • 2番時計(牡馬の1番時計)を計測したサブラタ2018(牡、父リーチザクラウン)
    2番時計(牡馬の1番時計)を計測したサブラタ2018(牡、父リーチザクラウン)

 4月20、21日、JRA日本中央競馬会は、浦河町西舎にある日高育成牧場において、2020JRAブリーズアップセール(第16回JRA育成馬調教セール)上場馬の最終調教動画撮影を行った。

 最終調教動画撮影は1600mダートトラック馬場にて実施。20日には牡馬28頭の、21日には牝馬27頭の撮影が行われた。

 4月14日の動画撮影は主に2頭併せだったが、今回はすべて単走。右回りで行われ2ハロンのタイムを計測した。また、20日には宮崎県にある宮崎育成牧場でもJRAブリーズアップセール上場馬20頭(牡9頭、牝11頭)の最終調教動画が撮影された。

 計測したコースや当日の馬場コンディションは異なるものの、3日間を通して2ハロンの最速タイムは上場番号36番のダイワジャンヌ2018(牝、父キズナ)で22秒6(11秒6~10秒9)。ラスト1ハロンは唯一11秒台を切った。

 2番目に早かったのは上場番号41番のサブラタ2018(牡、父リーチザクラウン)で22秒7(11秒6~11秒1)。以下、上場番号76番イトククリ2018(牝、父パイロ)が22秒8(11秒7~11秒1)、上場番号4番アカカホール2018(牡、父クリエイターⅡ)が22秒9(11秒3~11秒6)と上位4頭が22秒台を記録した。

 本年のJRAブリーズアップセールは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する観点から、中山競馬場における騎乗供覧およびせり開催を取りやめ、「メールによる入札方式」に変更。例年とは違いイレギュラーの形での開催となる。

 名簿掲載頭数は83頭だが、4月23日現在で欠場が8頭おり、上場頭数は75頭となる。
 開催方式の変更に伴う要領および条件は(http://www.jra.go.jp/facilities/farm/training/bus/pdf/20condition-henkou.pdf)
 日高育成牧場と宮崎育成牧場で撮影された調教動画は(http://live.jbis.or.jp/
 レポジトリーは(http://www.jra.go.jp/facilities/farm/training/bus/repository/index.html)
 そのほかの情報は(https://www.jbis.or.jp/seri/2020/12O1/sale/)で配信されている。
 また、グリーンチャンネルでは、「2020JRAブリーズアップセール調教VTR」を、4月25日(21:00~22:00)、4月26日(20:00~21:00)、4月27日(09:30~10:30)、4月27日(18:00~19:00)、4月28日(09:30~10:30)と5回、JRAブリーズアップセールで売却されるJRA育成馬の日高、宮崎両育成牧場において撮影された最新の調教映像を放映する。

 問い合わせはJRAブリーズアップセール事務局(JRA馬事部生産育成対策室)まで。