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ドゥラメンテが2020年フレッシュマンサイアーの初勝利

  • 2020年04月24日
  • 2020年フレッシュマンサイアー初勝利のドゥラメンテ
    2020年フレッシュマンサイアー初勝利のドゥラメンテ
  • 2015年の日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)を制したクラシック2冠馬
    2015年の日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)を制したクラシック2冠馬
  • セレクトセール2018で取引されたトーセンウォーリア
    セレクトセール2018で取引されたトーセンウォーリア

 4月24日、第1回浦和競馬第5日の1R、ドリームチャレンジ2歳新馬(ダート800m)において、ドゥラメンテ産駒のトーセンウォーリアが5馬身差で逃げ切り勝ち。2020年本邦初年度産駒がデビューするフレッシュマンサイアー初勝利はドゥラメンテになった。

 記念すべき初勝利を飾ったトーセンウォーリアは父ドゥラメンテ、母アンズチャン、母の父フレンチデピュティという牡2歳の鹿毛。(株)ジャパン・ヘルス・サミットの所有馬、浦和の小久保智厩舎の管理馬、千歳市の社台ファームの生産馬。銀嶺S、銀蹄SなどJRA5勝、ユニコーンS(G3)4着、根岸S(G3)5着など重賞競走でも活躍したアンズチャンの初仔で、一般社団法人日本競走馬協会主催セレクトセール2018の当歳セッションにおいて、42,000,000円(税込45,360,000円)で(株)ジャパン・ヘルス・サミットに落札された市場取引馬となる。

 2020年フレッシュマンサイアーの初勝利をあげたドゥラメンテは、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父サンデーサイレンス、祖母エアグルーヴ、祖母の父トニービン、曽祖母ダイナカール、曽祖母の父ノーザンテースト。競走成績は9戦5勝で、2015年の日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)、2016年の中山記念(G2)などを制した。

 2017年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は284頭に種付けし生産頭数は191頭。初年度産駒は189頭が血統登録されている。

 2020年の種付料は受胎条件700万円もBOOK FULL。社台スタリオンステーション事務局は幸先の良いスタートに喜んでいる。