馬産地ニュース

BTCで北海道トレーニングセールの調教ビデオ撮影

  • 2020年04月21日
  • BTCで行われた調教ビデオ撮影
    BTCで行われた調教ビデオ撮影
  • タイム計測する北海道市場スタッフ
    タイム計測する北海道市場スタッフ
  • 1番時計を計測した上場番号45番ブライアンオークス2018
    1番時計を計測した上場番号45番ブライアンオークス2018

 4月6日、7日の2日間、北海道市場を主催する日高軽種馬農業協同組合(木村貢代表理事組合長)は、浦河町西舎にあるBTC日高育成調教施設1600mトラック馬場において、北海道トレーニングセール上場馬調教ビデオ撮影を行った。

 6日は28頭、7日は20頭の合計48頭を撮影。そのほとんどが日頃から軽種馬育成調教センター調教場を利用する育成牧場からの参加だった。

 撮影は4コーナー付近からスタートし、タイムはゴール手前1ハロンを計測。見守っていた牧場関係者は走り終えた関係馬の動きとタイムを確認すると納得したように安どの表情を浮かべた。

 2日間で最も速いタイムを計測したのは、上場番号45番のブライアンオークス2018で10秒40。以下、上場番号84番レッダンゴールド2018の10秒51、上場番号96番のアラフネ2018の10秒68、上場番号31番ニシノフジムスメ2018と上場番号107番マウントフジ2018の10秒70、上場番号70番モーガンズマンボ2018の10秒80、上場番号98番アルーリングアイズ2018の10秒90、上場番号22番ニライカナイ2018の10秒97と8頭が10秒台を記録した。

 また、撮影にあわせて施設内の診療所ではアナボリックステロイド検査の採血も行われた。

 しかしながら、北海道市場を主催する日高軽種馬農協は4月7日に7都府県に発令された緊急事態宣言などを鑑み、16日に市場の開催を中止することを発表した。北海道市場が予定していた市場を中止とするのは今回が初めて。

 なお、北海道市場では撮影された写真やVTR、ブラックタイプなどはそのままホームページ上に掲載し、販売促進に役立てたいとしている。