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門別競馬場で4回目の競走能力・発走調教検査

  • 2020年04月07日
  • 今年最速タイムを記録したブリリアドロ
    今年最速タイムを記録したブリリアドロ
  • 検査初登場となったドゥラメンテ産駒のロンギングベイビー
    検査初登場となったドゥラメンテ産駒のロンギングベイビー
  • ノットオーソリティの初仔ノットリグレット
    ノットオーソリティの初仔ノットリグレット

 4月2日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年4回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 天候曇り、馬場コンディション稍重のち良で行われた、4回目の検査には56頭の2歳馬、14頭の3歳以上馬が出走。2歳馬は競走中止の1頭を除く55頭が合格した。

 この日も2歳新種牡馬の産駒が多数出走しインパクトを残した。1レースには2015年の日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)を制したドゥラメンテ産駒のロンギングベイビーが51.1秒のタイムで1着、2レースはダノンレジェンド産駒のアサナトが51.6秒で1着、3レースはディスクリートキャット産駒のエムザックベールが51.4秒で1着、8レースはクリーンエコロジー産駒のリュウノメアリーが50.7秒で1着となった。

 そして、2歳馬最後の10レースでは、ダノンレジェンド産駒のブリリアドロが49.6秒でゴール。今年の検査で初めて50秒台を切る、これまでの最速を記録した。

 また、9レースには、2013年にホッカイドウ競馬でデビューし、栄冠賞、フローラルCを制し、その後、南関東の船橋に移籍し、しらさぎ賞、東京シンデレラマイル、ロジータ記念、ユングフラウ賞などを制したノットオーソリティの初仔にあたるノットリグレット(牡、父クロフネ)が出走。将来性豊かな走りで期待を抱かせた。

 次回の検査は4月9日を予定。これが開幕前最後の検査になる。