サンダースノーがダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにスタッドイン
1月27日午後12時過ぎ、日高町富浜にあるダーレー・ジャパン(株)の種牡馬施設、ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスに、2020年から種牡馬として新たに供用されるサンダースノーが、関係者が出迎える中、元気な姿でスタッドインした。
スタッドインしたサンダースノーは牡6歳鹿毛。父がヘルメット、母がイースタンジョイ、母の父がドバイデスティネーションというアイルランド産馬となる。
サンダースノーの競走成績は24戦8勝。2016年5月にイギリスのレスターでデビューし初勝利。6戦目にフランスのクリテリヨムアンテルナシヨナル(G1)でG1初制覇を飾りフランス2歳牡馬チャンピオンに輝いた。3歳時はジャンプラ賞(G1)のほか、エピカリスを退けたUAEダービー(G2)、UAE2000ギニー(G3)を制しUAE3歳牡馬チャンピオンを獲得。4歳時、5歳時にはドバイワールドC(G1)を史上初めて連覇した。
2020年の種付料は出生条件250万円。傑出したスピードとパワーを兼ね備え、芝・ダートを問わない活躍で、2歳から5歳まで毎年G1レースを制覇。世界を股にかけて常識を覆して新たな歴史を創り出した名馬に対する期待は大きく、すでに多くの配合申し込みが寄せられているという。
加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは「ゴドルフィンが誇るスーパースターを迎え入れることができて嬉しい限りです。遠距離輸送や長い検疫も順調に過ごすことができたので、とても良いコンディションでスタッドインすることができました。この状態なら2月10日から始まるオープンハウスで皆様に自信をもってお見せできると思います。競走成績、馬体、血統などからも日本の競馬に適した種牡馬と思います。応援よろしくお願いいたします」と話した。