馬産地ニュース

浦河軽種馬青年部が種牡馬視察研修

  • 2020年01月22日
  • JBBA期待の新種牡馬アニマルキングダム
    JBBA期待の新種牡馬アニマルキングダム
  • 充実した馬体を披露したデクラレーションオブウォー
    充実した馬体を披露したデクラレーションオブウォー
  • 2020年ファーストシーズンサイアーのマクフィ
    2020年ファーストシーズンサイアーのマクフィ
  • 参加者は種牡馬の動きやコンフォメーションを熱心に視察した
    参加者は種牡馬の動きやコンフォメーションを熱心に視察した

 1月18日、浦河町軽種馬生産振興会青年部(田中駿部長)は、令和2年度種牡馬視察研修を開催した。

 種牡馬視察研修は青年部の恒例行事。毎年、種付シーズンが始まる前の1月下旬に行っており、今年は青年部員やその家族、近隣の様似、荻伏の生産者やJRA日高育成牧場の職員なども参加した。

 研修では最初に新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場を訪問。昨年12月にスタッドインしたばかりの期待の新種牡馬アニマルキングダムや今春本邦初年度産駒が続々と誕生する供用2年目のデクラレーションオブウォー、本邦初年度産駒が明け3歳を迎えクラシック戦線を賑わすであろうとされるエスケンデレヤ、本年本邦初年度産駒がいよいよデビューするマクフィとクリエイターⅡ、昨秋の秋華賞(G1)優勝馬クロノジェネシスの父としてますます名声を高めたバゴなどが紹介された。

 ガイド役を務めた遊佐繁基場長は「本年度の種牡馬展示会は2月12日の水曜日、午前9時から開催します。まだ、配合に余裕のある種牡馬もおります。配合申し込み書も用意してありますので、みなさまのご利用をお待ちしてます」と配合を呼び掛けると、配合申し込み用紙を持ち帰る生産者もいた。

 参加者はその後、アロースタッドで昨年の日本ダービー(G1)優勝馬ロジャーバローズ、レックススタッドでは新種牡馬のアポロケンタッキー、ミッキーグローリー、エピカリス、サクラアンプルール、ユアーズトゥルーリ、2年目のスノードラゴン、優駿スタリオンステーションでは新種牡馬モーニン、キタサンミカヅキ、アレスバローズなど、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションでは新種牡馬のアルアイン、サトノアレス、シュヴァルグランなど、社台スタリオンステーションでは新種牡馬のニューイヤーズデイ、ブリックスアンドモルタル、レイデオロなど、新種牡馬を中心に40頭以上の種牡馬を見学。お目当ての種牡馬の動きやコンフォメーションを確認し、その場で配合申し込みをする生産者の姿も見受けられた。