新ひだか町の小学校で「うまふれタイム」
新ひだか町は町内の小学校へ馬を派遣して、馬とふれあう「うまふれタイム」を開催した。
この事業は、日本一の馬産地でありながら、馬と接する機会の少ない子ども達に対し、馬を身近に見て触れ合う機会を設けるため、小学校に馬を派遣し、生き物のあたたかさや命について感じる時間を持つことを目的としたもの。12月11日から17日にかけて、東静内小学校、三石小学校、高静小学校、山手小学校、桜丘小学校の6校で行われた。
17日の桜丘小学校には新ひだか町静内田原にあるチェリーフィールズから、ポニーのマリア(牝10歳)とリンゴ(牝10歳)、2頭が来校。休み時間を利用して1年生から6年生までの約40人の児童が参加した。
児童はポニーの頭や額、鼻面、首筋をやさしく撫でて馬とのふれあいを体験。児童の要求におとなしく応えるポニーに「可愛い」、「ずっと触っていたい」、「あたたかくて気持ちい」と笑顔を見せていた。
町とともに「うまふれタイム」を企画した地域おこし協力隊の糸井いくみさんは「小学校のご理解、牧場の方やボランティアの方々のご協力により実現することができました。子どもたちも楽しそうにして良かったです。今後も継続していければうれしいです」と話した。