11月21日、Aiba札幌駅前地下1階のスタンピーズで、エキマエ競馬MTG(ミーティング)Premiumが開催。ビッグレッドファームグループの代表である岡田繁幸氏をゲストに招き、この日、開催されていた川崎競馬の検討会だけでなく、今週末に東京競馬場で行われるジャパンC(G1)の予想も披露された。

 岡田氏がAiba札幌駅前でイベントを行うのはこれが2回目。前回のイベントでは自他ともに認める「日本一の相馬眼」で次々と予想を的中。また、イベント内ではまさに人生を捧げてきた馬の見方や、競馬の楽しみ方を分かりやすくファンの前で披露していた。

 この日は前回のイベントのリピーターだけでなく、この日にイベントが行われることを知った競馬ファンが開催時間の1時間も前からが来場するなど、あっという間に会場はいっぱいとなっていた。

 乾杯の挨拶に立った岡田氏は、「いい馬を見抜くことはできますが、馬券となると様々な要素が絡んでくるので難しいですよ」と話して、ファンから笑いがこぼれたあとに、「今日は当てるぞ！」と勢いよくグラスを掲げた。

 司会の小木曽なつ美さんが話を挟めないほどに、様々な競馬論を語った岡田氏は、ジャパンC(G1)の予想に際して、「競馬は個性の戦いであり、同じコースを走っても距離の違いだけでなく、ペースの違いでも台頭する馬が出てくる」との見解を交えながらレイデオロを本命にあげていた。

 その後も岡田氏は会場からの質問に答えるだけでなく、馬の推進力に騎手がどのように働くかを、自ら育成馬に跨がっていた頃を思い出させるような乗馬フォームで披露。その熱いトークに詰めかけた競馬ファンは、席から立ち上がること無く聞き入っていた。

 イベントの最後には岡田氏のサインが入ったトートバッグなどが当たる抽選会も行われた。最後に挨拶に立った岡田氏は、「また、ここで皆さんと競馬を楽しみたいですし、可能ならば今年中にもう一度お会いできればとも思います」と話すと、会場からは拍手も起こっていた。Aiba札幌駅前では24日に初のランチミーティングとして、ホッカイドウ競馬に所属する石川倭騎手を招き、ジャパンC(G1)の予想トークや、観戦会も実施。今後の詳しいイベントスケジュールに関しては、https://twitter.com/aiba15269035などで確認していただきたい。