サクラローレルを訪ねて
アロースタッドから車で約10分、サクラチヨノオーらも余生を過ごす新和牧場へと移動した。「種牡馬引退ではありませんよ。オーナーの馬が中心になりますが、来年(2010年)も種牡馬として供用します」と谷岡毅社長。「移動してきても、環境の変化に戸惑うことなく、元気です。ふだんはおとなしくて扱い易い馬ですね。この冬は体調のよさそうで、体がふっくらしたかもしれません」と満足そう。「競馬を楽しむ、という意味ではおもしろい種牡馬だと思っています。これからも頑張って欲しいです」と気持ちを切り替えている。
