馬産地コラム

ハーツクライを訪ねて

  • 2007年01月16日
期待されたジャパンCで敗れたあと、急遽引退が決まり、昨年12月8日に社台スタリオンステーションに到着した。到着時の馬体重は508キロ。現役時代と変わらぬシャープな足さばきを披露して、出迎えた吉田勝己ノーザンファーム社長ら関係者を安心させた。「世界で活躍したサンデーサイレンス産駒ですから、そういった期待の大きさに応えて欲しいですね」と同スタリオン徳武英介氏。すでに試験種付も無事に終了し、来るべきシーズンを前に体作りに励む毎日だ。種付料は500万円(種付時迄に全額納入、不受胎時全額返金。フリーリターン特約付き)と発表されている。