タガノマイバッハを訪ねて~新冠タガノファーム
新冠町にある新冠タガノファームへタガノマイバッハを訪ねた。
現役時代は27戦6勝の成績を残し、2003年の産経大阪杯(G2)と中京記念(G3)を制した。引退後は種牡馬となり、2007年に10頭、2008年に1頭、2009年に3頭の種付けを行っている。
スタッフの方によると、「健康状態は良好です。元気に過ごしていますよ。今年も種付けをする予定でいます。」と、体調に太鼓判を押す。現在は今シーズンの種付けに備えて英気を養っている。一面雪に覆われた放牧地では青毛の馬体が一段と映えていた。
タガノマイバッハはダンスインザダークの2年目産駒で、半兄には1997年のテレビ東京杯青葉賞(G3)の勝ち馬トキオエクセレントがいる。母の父Storm Birdは日本で産駒スキーキャプテンが活躍し、他にもバトルライン、シンコウエドワードの母の父として知られている。
戦績をひも解くと、4歳から本格化し3勝目(睦月賞・1000万条件)を機に快進撃が始まり、ついには重賞含め4連勝を成し遂げる。2つ目の重賞タイトルとなった産経大阪杯(G2)では菊花賞馬ヒシミラクルや後の安田記念馬ツルマルボーイらを下し、続く天皇賞(春)(G1)でも新進気鋭の4歳馬として人気を集めた。その後屈腱炎を発症し、1年半以上の長期休養を余儀なくされ、復帰後もなかなか結果を出すことができず引退となった。これからという時に故障してしまったのが残念だ。
初年度産駒は今年デビューを迎える。少ない産駒数ではあるが、中にはJRAで3勝を挙げたラムタラプリンスの半妹や祖母にダイナフェアリーのいる牝馬もおり、楽しみな面々が揃っている。タガノマイバッハ自身は2歳秋に新馬勝ちを決めており、父の特徴を受け継げば比較的早い時期から活躍できそうだ。また、“タガノ”の冠名で知られる八木良司オーナーが所有した馬ではこれまで最も賞金を稼いだのがタガノマイバッハでもあり、関係者の期待も大きいことだろう。父を超える産駒の登場に期待したい。
取材班
現役時代は27戦6勝の成績を残し、2003年の産経大阪杯(G2)と中京記念(G3)を制した。引退後は種牡馬となり、2007年に10頭、2008年に1頭、2009年に3頭の種付けを行っている。
スタッフの方によると、「健康状態は良好です。元気に過ごしていますよ。今年も種付けをする予定でいます。」と、体調に太鼓判を押す。現在は今シーズンの種付けに備えて英気を養っている。一面雪に覆われた放牧地では青毛の馬体が一段と映えていた。
タガノマイバッハはダンスインザダークの2年目産駒で、半兄には1997年のテレビ東京杯青葉賞(G3)の勝ち馬トキオエクセレントがいる。母の父Storm Birdは日本で産駒スキーキャプテンが活躍し、他にもバトルライン、シンコウエドワードの母の父として知られている。
戦績をひも解くと、4歳から本格化し3勝目(睦月賞・1000万条件)を機に快進撃が始まり、ついには重賞含め4連勝を成し遂げる。2つ目の重賞タイトルとなった産経大阪杯(G2)では菊花賞馬ヒシミラクルや後の安田記念馬ツルマルボーイらを下し、続く天皇賞(春)(G1)でも新進気鋭の4歳馬として人気を集めた。その後屈腱炎を発症し、1年半以上の長期休養を余儀なくされ、復帰後もなかなか結果を出すことができず引退となった。これからという時に故障してしまったのが残念だ。
初年度産駒は今年デビューを迎える。少ない産駒数ではあるが、中にはJRAで3勝を挙げたラムタラプリンスの半妹や祖母にダイナフェアリーのいる牝馬もおり、楽しみな面々が揃っている。タガノマイバッハ自身は2歳秋に新馬勝ちを決めており、父の特徴を受け継げば比較的早い時期から活躍できそうだ。また、“タガノ”の冠名で知られる八木良司オーナーが所有した馬ではこれまで最も賞金を稼いだのがタガノマイバッハでもあり、関係者の期待も大きいことだろう。父を超える産駒の登場に期待したい。
取材班