アグネスデジタルを訪ねて~ビッグレッドファーム
今年で種牡馬6シーズン目を迎えるアグネスデジタルを新冠町のビッグレッドファームに訪ねた。
初年度産駒からヤマニンキングリー(中日新聞杯(Jpn3))、ドリームシグナル(シンザン記念(Jpn3))、ユビキタス(ユニコーンステークス(Jpn3))を送り出していたが、先日の函館スプリントステークス(G3)を2年目の産駒グランプリエンゼルが優勝。産駒の活躍は「芝・ダートを問わず、競馬場をも問わず、1200m~2000mの幅広い距離に対応」と“万能”だった父を思い起こさせる。
ビッグレッドファームの長田基洋さんに本馬の近況を伺うと、「相変わらず人気が高く、今年も100頭以上に種付けを行いました。現役時代から手のかからない馬と聞いていましたが、こちらに来てからも扱いやすいです。ただ、最近は種牡馬の自覚が出てきたのか、少し“我”の強い部分も見せてきましたね」と語ってくれた。
種付けシーズンもほとんど終わり、現在は昼夜放牧を行っている。早朝5時半に厩舎に戻ると飼い葉を付け、馬房で一休みすると、午後2時から再び放牧されている。ビッグレッドファームでは種牡馬の1頭1頭に広大な放牧地が与えられているので、本馬も自由に動き回って青草を食んでいる。
産駒3世代目となる今年の2歳も85頭が登録されている。本馬の“万能”が産駒に受け継がれている事は既に実証済みで、次はG1タイトルの獲得に期待したい。
取材班
初年度産駒からヤマニンキングリー(中日新聞杯(Jpn3))、ドリームシグナル(シンザン記念(Jpn3))、ユビキタス(ユニコーンステークス(Jpn3))を送り出していたが、先日の函館スプリントステークス(G3)を2年目の産駒グランプリエンゼルが優勝。産駒の活躍は「芝・ダートを問わず、競馬場をも問わず、1200m~2000mの幅広い距離に対応」と“万能”だった父を思い起こさせる。
ビッグレッドファームの長田基洋さんに本馬の近況を伺うと、「相変わらず人気が高く、今年も100頭以上に種付けを行いました。現役時代から手のかからない馬と聞いていましたが、こちらに来てからも扱いやすいです。ただ、最近は種牡馬の自覚が出てきたのか、少し“我”の強い部分も見せてきましたね」と語ってくれた。
種付けシーズンもほとんど終わり、現在は昼夜放牧を行っている。早朝5時半に厩舎に戻ると飼い葉を付け、馬房で一休みすると、午後2時から再び放牧されている。ビッグレッドファームでは種牡馬の1頭1頭に広大な放牧地が与えられているので、本馬も自由に動き回って青草を食んでいる。
産駒3世代目となる今年の2歳も85頭が登録されている。本馬の“万能”が産駒に受け継がれている事は既に実証済みで、次はG1タイトルの獲得に期待したい。
取材班