アドマイヤマックスを訪ねて~ブリーダーズSS
2005年高松宮記念(G1)の勝ち馬アドマイヤマックスを訪ねた。産駒コスモソルスティスが、JRA札幌開催初日の新馬戦を快勝し、2009年初年度産駒デビューの新種牡馬として、幸先良いスタートを切った。
日高町にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションの坂本場長に近況を伺うと、まずコスモソルスティスの新馬戦勝利に触れ、
「びっくりしましたね。地方競馬では既に何頭かデビューしていたのですが、アドマイヤマックス産駒は芝でこそのタイプだと思っていたので、芝なら良いレースが期待できると思って見ていました。」と、顔をほころばせた。
“馬房も放牧地も端っこが好き”という面白い特徴を持つアドマイヤマックスは、取材を行った日もお気に入りの一番端の放牧地で、牧柵に寄り添うように草を食んでいた。
最近の様子を伺うと、
「今シーズンも順調に種付けをこなしてくれました。健康面は何の問題もないですし、手のかからない馬です。産駒が早々と新馬戦を勝ってくれたことは、インパクトがあったようですね。その後にも種付けがありましたし、取材なども入って、改めて注目が集まりました。」と、頼もしげだ。
今年は80頭以上の繁殖牝馬と種付けをしているという。自身は6歳にして高松宮記念(G1)を制したが、2歳時には東京スポーツ杯2歳S(G3)を制し、早くから頭角を現した。産駒も同様に仕上がりが早く、古馬になってからも成長力の期待できるタイプが出てくるのかもしれない。
坂本さんは、「産駒の出来についてはビッグレッドファームの育成スタッフの方から、“動きは良いよ”と早くから評判を聞いていました。産駒は芝向きの感じがしますが、配合次第ではダートをこなす馬も出てくるでしょう。距離的にはやはり短いところが得意そうですね。アドマイヤマックスはサンデーサイレンス産駒にしては珍しく、胴が詰まった体型をしており、これがこの馬のアピールポイントとなってくれればと思います。」と、産駒や馬体の解説をしてくれた。
アドマイヤマックスは当初の契約通り今年、ビッグレッドファームに移動する。今後については、「これからデビューする産駒たちの活躍が楽しみです。来シーズンの種付けも頑張って欲しいですね。」と、坂本さんはエールを送った。父を彷彿とさせるスピード豊かな産駒の登場を心待ちにしたい。
取材班
日高町にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションの坂本場長に近況を伺うと、まずコスモソルスティスの新馬戦勝利に触れ、
「びっくりしましたね。地方競馬では既に何頭かデビューしていたのですが、アドマイヤマックス産駒は芝でこそのタイプだと思っていたので、芝なら良いレースが期待できると思って見ていました。」と、顔をほころばせた。
“馬房も放牧地も端っこが好き”という面白い特徴を持つアドマイヤマックスは、取材を行った日もお気に入りの一番端の放牧地で、牧柵に寄り添うように草を食んでいた。
最近の様子を伺うと、
「今シーズンも順調に種付けをこなしてくれました。健康面は何の問題もないですし、手のかからない馬です。産駒が早々と新馬戦を勝ってくれたことは、インパクトがあったようですね。その後にも種付けがありましたし、取材なども入って、改めて注目が集まりました。」と、頼もしげだ。
今年は80頭以上の繁殖牝馬と種付けをしているという。自身は6歳にして高松宮記念(G1)を制したが、2歳時には東京スポーツ杯2歳S(G3)を制し、早くから頭角を現した。産駒も同様に仕上がりが早く、古馬になってからも成長力の期待できるタイプが出てくるのかもしれない。
坂本さんは、「産駒の出来についてはビッグレッドファームの育成スタッフの方から、“動きは良いよ”と早くから評判を聞いていました。産駒は芝向きの感じがしますが、配合次第ではダートをこなす馬も出てくるでしょう。距離的にはやはり短いところが得意そうですね。アドマイヤマックスはサンデーサイレンス産駒にしては珍しく、胴が詰まった体型をしており、これがこの馬のアピールポイントとなってくれればと思います。」と、産駒や馬体の解説をしてくれた。
アドマイヤマックスは当初の契約通り今年、ビッグレッドファームに移動する。今後については、「これからデビューする産駒たちの活躍が楽しみです。来シーズンの種付けも頑張って欲しいですね。」と、坂本さんはエールを送った。父を彷彿とさせるスピード豊かな産駒の登場を心待ちにしたい。
取材班