ヒシマサルを訪ねて~優駿ビレッジAERU
浦河町にある「優駿ビレッジ・AERU」へヒシマサルを訪ねた。米国産の本馬はまだ外国産馬にクラシック出走のチャンスがなかった1992年、きさらぎ賞、毎日杯など重賞を3勝。もし今の時代に産まれていたら、NHKマイルカップや日本ダービーに駒を進めて、多くのファンの支持を集めていたことだろう。
本馬を管理する乗馬課マネージャーの島村博さんに近況を伺った。
「健康状態はすこぶる良いです。年齢以上に若々しいですよ。こちらにいる功労馬の中では一番馬体重がありますね。立派な体をしています。」
とのご様子。今年20歳になったが、現役時を思わせるたくましい姿を見せている。
本馬の特徴については、
「現役の頃もそうだったようですが、やんちゃなタイプで気が強いところがありますね。物見も激しくて、何か見たことのないものがあると驚きます。最近は放牧地に青草が茂ってきたので、それを見て一目散に草のある場所に走って行ったり、ブルーシートを見てびっくりしたり、過敏なところもありますね。」
と語る。そう言えば、現役時代もメンコをしていた本馬。気性の勝った部分と、やや神経質な部分を持ち合わせているのかもしれない。
馬産地は桜前線も通過し、放牧地一面にはたんぽぽが目立つようになった。鳥のさえずりを耳にしながら、ヒシマサルも気持ち良さそうに草を食んでいた。島村さん曰く、“この馬は暑さがちょっと苦手ですね”とのこと。春から夏への移行時期にあたる5、6月は一年の中でも快適な時期だ。ヒシマサルも過ごしやすい季節を堪能している。
日高案内所取材班
本馬を管理する乗馬課マネージャーの島村博さんに近況を伺った。
「健康状態はすこぶる良いです。年齢以上に若々しいですよ。こちらにいる功労馬の中では一番馬体重がありますね。立派な体をしています。」
とのご様子。今年20歳になったが、現役時を思わせるたくましい姿を見せている。
本馬の特徴については、
「現役の頃もそうだったようですが、やんちゃなタイプで気が強いところがありますね。物見も激しくて、何か見たことのないものがあると驚きます。最近は放牧地に青草が茂ってきたので、それを見て一目散に草のある場所に走って行ったり、ブルーシートを見てびっくりしたり、過敏なところもありますね。」
と語る。そう言えば、現役時代もメンコをしていた本馬。気性の勝った部分と、やや神経質な部分を持ち合わせているのかもしれない。
馬産地は桜前線も通過し、放牧地一面にはたんぽぽが目立つようになった。鳥のさえずりを耳にしながら、ヒシマサルも気持ち良さそうに草を食んでいた。島村さん曰く、“この馬は暑さがちょっと苦手ですね”とのこと。春から夏への移行時期にあたる5、6月は一年の中でも快適な時期だ。ヒシマサルも過ごしやすい季節を堪能している。
日高案内所取材班