オレハマッテルゼを訪ねて~浦河 イーストスタッド
2003年の中京競馬場3歳未勝利戦でデビュー、4戦目で待望の初勝利。4歳5歳時はコツコツとキャリアを重ねてオープン入り(16戦5勝2着6回)。迎えた6歳、東京新聞杯2着、阪急杯3着と惜敗が続くも、鞍上の柴田善臣騎手の進言から高松宮記念に参戦し、見事優勝。姉・エガオヲミセテの果たせなかったGⅠのタイトルを手にしました。
オレハマッテルゼは”珍馬名の名付け親”として有名な小田切有一氏の所有馬で、「(石原裕次郎氏の日活映画)俺は待ってるぜ」と「俺(競馬に)嵌ってるぜ」という、粋なダブル・ミーニングもあって、多くの競馬ファンから応援されていました。(小田切氏の珍馬名の熱狂的なファンを一部では”オダギラー”と呼ぶそうです。)
そんなオレハマッテルゼも昨年からイーストスタッドで種牡馬入り。サンデーサイレンス系種牡馬の飽和とも言われる時代ですが、昨年は87頭と多くの繁殖牝馬を集めました。
「サンデーサイレンスの血統だけに、煩いところがあると聞いていましたが、そんなに手を焼かせることもなく元気にしています」「サンデー系でも、あまり数の居ない短距離馬ですし、母系もダイナカール一族だけに期待しています」とイーストスタッドの青木大典場長は語ってくれました。
イーストスタッドの種牡馬は現在、種付けシーズン直前と言うことで朝6時~昼13時頃までの放牧、合間にウォーキングマシーン運動で体調を整えているとの事ですが、オレハマッテルゼの放牧地に案内してもらうと、元気に牧草を食べていました。
“オダギラー”にとってオレハマッテルゼと言えば、小田切氏の勝負服「緑,白玉霰,白袖赤二本輪 」に柄を合わせたメンコ着用で有名ですが、当然ながら牧場では素顔で過ごしています。メンコをしている時には気がつきにくいのですが、素顔のオレハマッテルゼは左の眉にイボがあります。(特徴のある流星で)愛嬌のある表情といい、左眉のイボといい「俺は待ってるぜ」というより「男はつらいよ」の渥美清氏を思い出させます。
競馬ファンやオダギラーが“待ってた”待望の初産駒も誕生し、2011年の産駒デビューが待ち遠しいですね。
日高案内所取材班
オレハマッテルゼは”珍馬名の名付け親”として有名な小田切有一氏の所有馬で、「(石原裕次郎氏の日活映画)俺は待ってるぜ」と「俺(競馬に)嵌ってるぜ」という、粋なダブル・ミーニングもあって、多くの競馬ファンから応援されていました。(小田切氏の珍馬名の熱狂的なファンを一部では”オダギラー”と呼ぶそうです。)
そんなオレハマッテルゼも昨年からイーストスタッドで種牡馬入り。サンデーサイレンス系種牡馬の飽和とも言われる時代ですが、昨年は87頭と多くの繁殖牝馬を集めました。
「サンデーサイレンスの血統だけに、煩いところがあると聞いていましたが、そんなに手を焼かせることもなく元気にしています」「サンデー系でも、あまり数の居ない短距離馬ですし、母系もダイナカール一族だけに期待しています」とイーストスタッドの青木大典場長は語ってくれました。
イーストスタッドの種牡馬は現在、種付けシーズン直前と言うことで朝6時~昼13時頃までの放牧、合間にウォーキングマシーン運動で体調を整えているとの事ですが、オレハマッテルゼの放牧地に案内してもらうと、元気に牧草を食べていました。
“オダギラー”にとってオレハマッテルゼと言えば、小田切氏の勝負服「緑,白玉霰,白袖赤二本輪 」に柄を合わせたメンコ着用で有名ですが、当然ながら牧場では素顔で過ごしています。メンコをしている時には気がつきにくいのですが、素顔のオレハマッテルゼは左の眉にイボがあります。(特徴のある流星で)愛嬌のある表情といい、左眉のイボといい「俺は待ってるぜ」というより「男はつらいよ」の渥美清氏を思い出させます。
競馬ファンやオダギラーが“待ってた”待望の初産駒も誕生し、2011年の産駒デビューが待ち遠しいですね。
日高案内所取材班