馬産地コラム

スプリングドリューを訪ねて

  • 2009年08月04日
「やっぱり重賞を勝つような馬は違うよね」と習志野牧場の吉田俊幸社長もご満悦の表情を見せる。豪快な追い込みを武器に、2007年の福島牝馬S(G3)を快勝したスプリングドリューは1月19日、無事にアドマイヤムーンの牡馬を出産した。「1回の種付で受胎してくれました。そして、こうして牡馬を生んでくれるのだから頼もしいね」と笑顔を見せている。さすが初仔だけあって最初はちょっと神経質になっていたけど、子育ても熱心で上手ですよ」とほっとしている。生まれた仔は年度代表馬アドマイヤムーンにとっても最初の牡馬。「多くの人が期待してくれているので、それに応えて欲しい」とエールを送っている。