馬産地コラム

ローエングリンを訪ねて

  • 2009年10月09日
2年目シーズンは71頭。社台スタリオンステーションにラインナップにあってはやや寂しい頭数だが「激戦区の種付料設定でもありますし、大健闘といってよいんじゃないでしょうか」事務局。「重賞4勝馬ですが、宝塚記念(G1)3着、ムーランドロンシャン賞(G1)2着、香港マイル(G1)3着、5ハロンの通過ラップ56秒9の天皇賞(秋)(G1)など、負けたレースでも強さを示した馬です。父親の骨格を受け継ぐ産駒が多く、デビューが楽しみです」と事務局。競走馬時代の会員の一部が今でも、この馬を支えるなど新しいタイプの種牡馬供用も注目を集めている。