馬産地コラム

テイエムサンデーを訪ねて

  • 2010年02月18日
「毎年18頭前後の繁殖牝馬に種付けを行っています。オーナーさんの馬が多いけど、こうしてきちんと繁殖を確保して貰えるんだから幸せな馬ですよね」と山口場長は目を細める。青鹿毛の黒光りする馬体は父サンデーサイレンスを彷彿とさせ、他馬を威嚇しながら放牧地を歩く姿は悍性の強さを感じさせるが、山口場長曰く「確かにキツイところはあるけど、人に対して悪さするわけではないし、放牧地に行くと寄って来るし、可愛いところもあるんですよ」。人懐っこい一面も持っているようだ。