馬産地コラム

フサイチソニックを訪ねて

  • 2008年11月28日
この馬も日高から十勝軽種馬農協種馬場に移動してきた現役の種牡馬。今年の配合頭数は4頭。まだ11歳と若く、そのせいか、最も活発に動き回っていた。撮影のために、中川さんは同僚のハクタイセイと放牧地を入れ替えてくれた。「こうして時々ローテーションを組んで放牧地を入れ替えることにしている。」という。この馬もまたとても大人しく人懐こい。栃木県から訪れた女性ファンが「また今年も会いに来ました。」「現役の産駒たちがもう少し頑張ってくれたら、種付け頭数もちょっと増えるんじゃないかなって期待してるんです。」と語っていた。他の馬と張り合う必要がない環境になったからなのか、ここの馬たちはみんな柔和な表情になっているのが共通している。