馬産地コラム

ゴールドアリュールを訪ねて

  • 2005年12月08日
「サンデーサイレンスの送り出したダートチャンピオン」といえば、ゴールドアリュール。放牧地では若々しく、ピカピカに光る栗毛の馬体を誇示しています。供用2年目を迎えた今年の種付け頭数は、189頭と昨年より41頭も数を伸ばしました。「サンデー系では比較的リーズナブルな種付け料(150万)が魅力です」とアピールする事務局の徳武氏。同馬のセールスポイントを尋ねると、「タニノギムレットやシンボリクリスエスたち同世代の強力なライバルとの戦いで善戦(ダービー5着)しましたし、血統・馬体ともに芝も問題ありません」と太鼓判を押してくれました。「辛抱強い性格」(同氏)を受け継いだ産駒たちの2年後のデビューが楽しみです。