馬産地コラム

フォーティナイナー(USA)を訪ねて

  • 2010年02月16日
ほぼ1年ぶりに見た同馬は、少し小さくなったようにも見えた。JBBA静内種馬場の1番奥の放牧地でのんびりと草を噛んでいた。「おだやかに過ごすことが、今のこの馬の仕事です。世界の血統を変えた馬ですから、1日でも長生きして欲しいですね」とスタッフ。年があければ25歳。オグリキャップやスーパークリーク、ブライアンズタイムと同じ年だということを考えれば、少し年を取るのが早かったような気もするが、短い時間にすべてを燃焼し尽したということでもあろう。「食いも悪くないし、元気です。今のところ心配なところはありません」とかわいがられている。