馬産地コラム

キングカメハメハを訪ねて

  • 2005年12月08日
昨年のダービーを勝って以来、1年も経たない内に種付けを開始。初年度から245頭という驚異的な種付けをこなし、国内の年間最多種付頭数を更新しました。「受胎が良いため、殺到する種付けの要望に応えることができました」(事務局・徳武氏)と、スタリオンにとって嬉しい誤算だったようです。また、「ハードな種付けシーズン中に痩せるどころか、逆に馬体が成長して、完成度が高まってきました」と、同氏は驚きを隠せない様子。社台グループの牝馬60頭以上に種付けしていることからも、来年誕生する産駒がセレクトセールの中心的存在となることは間違いなさそうです。