馬産地コラム

ベストタイアップを訪ねて

  • 2008年11月27日
オホーツク海を間近に望む野付郡別海町尾岱沼の「野付ライディングファーム」で平成13年8月より繋養されている。14年~17年の4シーズンは、年間2~3頭程度ずつ配合してきたものの、18年以降は功労馬として管理されている。「牡馬だから、どこか他の馬が見えないところに隔離した方がいい。」という意見もあったらしいが、場主の佐藤祥悦さんは「他のいろいろな動物が見えていた方がたぶん落ち着く。」と考え、現在は、民宿を兼ねた自宅から最も近いパドックに放牧されている。「馬が環境に慣れてくれて、とても静かに暮らしている。」と佐藤さん。確かに、ストレスはなさそうな温和な表情である。今年16歳になる。