馬産地コラム

ミホノブルボンを訪ねて

  • 2007年11月13日
1994年、日高軽種馬農協門別種馬場へスタッドインしたミホノブルボン。しかし03年シーズン後、9年間過ごした同場を退厩し、故郷に帰ることとなった。ファンのための休憩所兼記念館が併設された専用厩舎、そこからつながる出入り自由の放牧地と、この上なく幸せな環境の元、現在も種牡馬生活を続けている。「熱心なファンの方が多くて、よく差し入れをくださるので、人が来ると何かもらえるかな?ってすぐ寄って来ますよ。何も持ってないとわかると興味がなくなって、放牧地の奥まで歩いて行っちゃうから」と笑う原口さん。生まれ故郷に戻ったミホノブルボンは本当に幸せそうだ。