馬産地コラム

ティンバーカントリー(USA)を訪ねて

  • 2008年11月28日
96年に種牡馬入りしてから、日本と豪州を股にかけ数多くのステークスウイナーをこの世に送り出して来た。06年からは日本で過ごし、久しぶりのシーズンオフを満喫している。 「ずっと1年中種付けしてる状態だったから、目に見えない消耗があったんだと思います。馬房の中でね、死んだように寝るんですよ。ちょっとやそっとじゃ起きなくて、最初本当に死んでるんじゃないかと驚いたくらい。」と放牧地の脇を歩きながら話す泉山場長の後を、併走しながら着いて来るティンバーカントリー。「何か食べ物貰えるかもって期待してるんだよ。」よく寝てよく食べ、束の間の余暇を楽しんでいる。