馬産地コラム

シェリーザ(IRE)を訪ねて

  • 2007年12月26日
 3歳で繁殖牝馬になり、日本に渡って来11年。現在15歳のシェリーザはその間1年も開けずに産駒を送り出して来た。「今年は初めて子供がいないんですよ。でも良い休みになったんじゃないかと思います。種馬の特長を引き出すお母さんで“この種馬を付けたらこんな仔が出るかな?”と予想した通りの産駒を生んでくれるから、相手選びも楽しいですね。」と下河辺行雄さん。我の強さと協調性を持ち合わせているというシェリーザは、でしゃばらず、ケンカせずに放牧地の仲間をまとめる姉御肌。牧場にとってなくてはならない存在だ。