馬産地コラム

タニノギムレットを訪ねて

  • 2006年12月12日
初年度産駒から重賞勝ち馬が登場し、種牡馬として申し分のないスタートを切ったタニノギムレット。「当初2歳戦はあまり得意としない産駒が多いのではと見ていましたが、適性の高さを示したことで来年から忙しくなりそうです」と事務局・徳武英介氏もうれしい誤算。ブライアンズタイム産駒でゆったりとした馬体に落ち着いた性格の同馬だけに、サンデーサイレンスの血を引く牝馬との配合も多い。「ブライアンズタイムの血を残していく大事な役目もあります。種牡馬となるような産駒を期待したいです」と同氏のコメントにも力が入る。