アルーリングアクト2007
母アルーリングアクトで、父フレンチデピュティの牝馬とくれば、小倉2歳Sを勝利したアルーリングボイスと全く同じ血統背景。生まれながらに重賞タイトルを手中に収めたような印象もあるのがアルーリングアクト07である。「この血統は化骨が早く、同時期の他の馬よりも早く大人になるからこそ2歳戦から活躍ができるのでしょう。とはいえ、アルーリングボイスは古馬となってからも活躍をしていますし、決して早熟で終わる馬ではありませんよ。」(早来ファーム・清水大育成主任) この時期のアルーリングボイスより立派という馬体は、人間に例えるなら大人びた小学生といった印象も受ける。2年後にアルーリングアクト07を相手に競馬をしなくてはいけない同級生達は、今から大変そうだ。