カシマフラワーを訪ねて
自己条件から3連勝でエーデルワイス賞(G3)を制し、翌年のクラシック候補として注目を浴びたカシマフラワーはいま、むかわ町の上水牧場で母となっている。気が強く、放牧地では自分がボスになるまでケンカするという激しい気性の持ち主だが「キツイ馬だし初産なので多少心配はありましたが、トラブルもなく安産でした。ちゃんと子供を可愛がる良き母になってくれて安心しましたが、性格が丸くなることはなかったですね」と上水明代表。その負けん気の強さは、初仔である娘(父トワイニング)にしっかり受け継がれているそうだ。