ラヴァリーフリッグを訪ねて
広大なビッグレッドファームの放牧地だが、ラヴァリーフリッグは集団と離れた場所に、ぽつんと離れて仔馬と共に草を食べていた。「いつもあんな感じですね。群れに入っているのを見たことが無いほどです」(ビッグレッドファーム・菊池さん)自身は南関東で牝馬の重賞を総なめにした女傑だが、その一端はこんなエピソードからも現れている。「周牧の際に首の力だけで持って行かれるのはこの馬だけですね。もの凄い推進力ですよ」(菊池さん)今年はブライアンズタイムを受胎。優れたダート実績を残しているブライアンズタイムだけに、来年に産まれてくる馬はダートの鬼となりそうな気がしてくる。