ショウナンパントルを訪ねて
白老ファームにとっては、G1レースを勝利した名血が繁殖牝馬として戻ってくることは大きな喜びであった。「バブルガムフェローやザッツザプレンティも近親にいる『バブル一族』の血を引いていますからね。白老ファームの中でこの牝系を延ばしていけることに喜びを感じています。」と繁殖主任である石垣節雄さんの表情もほころぶ。母バブルウイングスは残念なことに昨年亡くなってしまったが、それだけに母の跡継ぎとしての期待も大きい。「性格はバブルウイングスに似て、扱いには苦労しないですね。馬体の印象も母に良く似ているんですよ。」と石垣主任。 今年はブライアンズタイムの産駒を受胎。牡に生まれても、牝に生まれても血を残していくだけの価値がある血統馬と言える。