「気は優しくて力持ち」という言葉があるが、「人には優しくて、馬には強い。」を地でいくのがレクレドールである。「スタッフからの評判もいいように、扱いの面で全く問題はありません。ただ、放牧地での行動を見ていると、馬には自らの強さを見せつけているようですね。」と石垣節雄繁殖主任。この馬に対する強さは母ゴールデンサッシュも一緒だったとのこと。となると性格だけでなく繁殖牝馬としても、母と並び立つような繁殖成績を期待したくなる。「サッシュ一族は牡、牝問わず活躍馬が出ていますし、繁殖となった馬の中でも血統面と競争実績においてレクレドールは抜けた存在でした。今年、誕生した当歳馬(牡、父ブライアンズタイム)もしっかりとした好馬体をしていますし、我々の期待に答えるだけの競争成績も残してくれそうです。」と石垣主任。近い将来、レクレドールのことを「人には優しくて、馬には強い。そして名繁殖牝馬。」と称する日がやってきそうだ。