マイネサマンサを訪ねて
今年は産駒がいなかったマイネサマンサは、現在、離乳が終わった繁殖牝馬たちと同じ放牧地で過ごしている。「母に当たるアオエトウショウの産駒は決しておとなしくはないのですが、この馬もどちらかというとうるさいほうですね。でも、子どもと一緒にいると、不思議とおとなしいんですよ」と教えてくれるのは、ビッグレッドファームの菊池さん。08年に産まれた初仔(マイネサマンサの08、牝、父ロージズインメイ)の子育ても非常に優秀だったという。「今年はアグネスタキオンを配合しています。現役時からファンの多かった馬ですし、来年はいい子を産んでもらって、応援してくださっている皆さんをホッとさせたいです」