馬産地コラム

ロジータを訪ねて

  • 2007年12月26日
南関東の女傑と謳われ、母となっても2頭の重賞勝ち馬をターフに送り出したロジータ。高瀬良樹さんは「もう21歳になりましたけど、気性のキツさというか性格は若い頃と全く変わらないですね。今年不受胎だったので来年の発情を見て、繁殖を引退させることも考えています。本当に良く走ってくれたし、後継牝馬もたくさん残してくれて、牧場にとっては神様みたいな存在ですからね。そろそろゆっくり余生を過ごさせてあげたいなと思います。」と、牧場を支え続ける宝物を前に目を細めていた。