馬産地コラム

ザッツザプレンティを訪ねて

  • 2007年10月17日
「昨年(53頭)と同じくらいの頭数を目標にしていたんだけどねぇ」とスタッフのひとりが寂しそうにつぶやいた。2年目シーズンを22頭の種付で終えたザッツザプレンティは、体力を持て余すように放牧地を走りまわっていた。「サンデーサイレンス直仔があふれる中、孫の世代というと少々印象が薄まるようです。それでも、高い能力を示した馬ですから、そうした資質が産駒に伝われば評価も変わってくるはずですから」と前を向いている。