馬産地コラム

デアリングハートを訪ねて

  • 2008年12月26日
府中牝馬S(G3)2連覇など牝馬重賞路線に欠かせない存在だったデアリングハートは、フェブラリーS(G1)を最後に現役を引退。故郷に戻り、新しい命を誕生させるための準備に入っている。「帰って来てすぐ発情を見せて、タニノギムレットと交配、受胎を確認しています。もう少しふっくらしてもいい時期なんですが、まだ競走馬の体をしていて、放牧地を走って自主的に運動しているあたり、本人もまだ休養のつもりなのかも知れませんね。」と話すスタッフ。来春初仔が生まれ、どんなお母さんぶりを見せてくれるのか楽しみだ。