馬産地コラム

ノーリーズンを訪ねて

  • 2006年12月12日
15番人気の皐月賞であっと言わせて、1番人気に支持された菊花賞で(落馬して)競馬ファンをあ然とさせたノーリーズン。ブライアンズタイムが送る天才ランナーだった。まだ7歳。パドックでは、若々しい馬体で放牧地をせわしなく歩き回っている。「とてもマイペースな馬で、人がいてもあまり気にしないような度胸の良さがありますね。今年、初年度産駒が生まれたばかりですが、とても線のきれいな馬が多いようですね。市場での評価も高く、楽しみにしています」と牧場では期待に胸を膨らませている。