社台スタリオンステーションから4ｔトラック数台分のタイヤとともにブリーダーズスタリオンステーションに移動してきた。「後脚で牧柵を蹴るクセがあるので、ケガをしないように柵に近づけないようにしているんです」とスタッフ。そんなエピソードがあるくらいだから、激しい気性はスタリオンで屈指の存在だ。「ちょっと変わったところがある馬ですけど、それが競馬にいってよい方向に向くんでしょうね」とやや苦笑い。それでも昨年暮れにはフサイチアソートが中日新聞杯(Jpn3)で2着。この春はカツヨトワイニングがファルコンS(G3)で2着したように産駒は高いレベルで走っている。「フォーティナイナー系の継承者らしい大物を出して欲しいですね」とエールが送られた。