馬産地コラム

ブレイクタイムを訪ねて

  • 2007年11月27日
浦河育成センターにて繋養されている。年間数頭程度の配合だが、現役時代500キロ台後半で走っていただけあり、雄大な馬格である。基本的には11月一杯くらいまで夜間放牧。「育成馬の調教中は、一緒に走りたがるので」(谷口幸樹氏・談)、時間をずらして午後~翌朝という放牧時間帯にせざるを得ないらしい。まだ若いので元気があり余っており、「厩舎から放牧地まで引いて行く時や収容する時なんかはとにかく遊びたがる」とのこと。「現役時代は嬉しいことも、悔しいこともありましたが、いま頭に浮かぶのは楽しいことばかりです。いつまでも元気でいて欲しい」と目を細めている。