重賞ウイナーレポート

2017年06月14日 関東オークス(中央交流) Jpn2

2017年06月14日 川崎競馬場 晴 重 ダ 2100m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:クイーンマンボ

プロフィール

生年月日
2014年03月28日 03歳
性別/毛色
牝/青毛
戦績
国内:5戦3勝
総収得賞金
83,560,000円
マンハッタンカフェ
母 (母父)
スズカエルマンボ by シンボリクリスエス(USA)
馬主
(株) ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
生産者
グランド牧場 (静内)
調教師
角居 勝彦
騎手
C.ルメール
  • クイーンマンボの母スズカエルマンボ(12歳)
    クイーンマンボの母スズカエルマンボ(12歳)
  • 今年生まれたクイーンマンボの半弟(牡当歳、父スズカコーズウェイ)
    今年生まれたクイーンマンボの半弟(牡当歳、父スズカコーズウェイ)
  • 父母ともにグランド牧場生産馬である当歳馬には大きな期待が懸かる
    父母ともにグランド牧場生産馬である当歳馬には大きな期待が懸かる
  • グランド牧場の繁殖牧場「プリモファーム」
    グランド牧場の繁殖牧場「プリモファーム」

 『グランダム・ジャパン2017』3歳シーズンの最終戦「関東オークス(Jpn2)」は、単勝1.9倍の圧倒的支持に応えてクイーンマンボ(JRA)が優勝。道中は先行馬を見るように3番手に位置し、3~4コーナーでは押さえきれない手応えで早くも先頭に。直線で後続馬を引き離し、ゴールでは2着馬に4馬身の差をつける完勝だった。デビュー以来、ダート競馬では4戦3勝。同期牝馬の中では抜けた存在であることを改めて証明した一戦だった。

 クイーンマンボの生まれ故郷は、新ひだか町静内のグランド牧場。前週の東京ダービー(ヒガシウィルウィン)につづき、生産馬による2週連続南関東クラシック制覇を見届け、グランド牧場・伊藤佳幸社長の声も明るく弾む。「強い勝ち方でしたね。羽田盃、東京プリンセス賞と生産馬が2日つづけて2着に惜敗していたこともあり、今回の2週連続重賞制覇は格別な思いです」と喜びを表現する。

 クイーンマンボの母スズカエルマンボもグランド牧場の生産馬で、現役時代はJRAのダートで3勝。5歳で繁殖入りし、マンハッタンカフェとの交配で3番仔として産んだのがクイーンマンボだった。「スズカエルマンボは天皇賞馬スズカマンボの半妹にあたります。この血統を成功させて後世へとつなげていきたかったので、クイーンマンボの活躍は本当に嬉しいです」と伊藤社長も顔をほころばせる。スズカエルマンボに対する期待度の高さは交配種牡馬を見ても明らかで、2番仔(ダノンプレシャス)と4番仔の父は共にディープインパクト。両馬ともにセレクトセールへ上場され、高額で取り引きされている。

 今年2月16日、母スズカエルマンボはスズカコーズウェイとの交配で5番仔となる元気な牡馬を出産した。「もともとスズカエルマンボは仔出しの良い繁殖牝馬なのですが、今年生まれた牡馬も良い体形をしています。これからどんな風に成長していってくれるか楽しみです」と、父母ともにグランド牧場生産馬という当歳馬の未来にも夢を膨らませる。

 「クイーンマンボはヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの募集馬なのですが、同じ勝負服でチャンピオンズカップ(G1)を勝った当牧場の生産馬サンビスタに負けない活躍を期待しています。次走は夏の門別・ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)を予定しており、そこで古馬相手にどれぐらいやれるか楽しみです。サンビスタのように中央のG1にも挑戦してほしいですが、できればアメリカのダート競馬で勝負させてみたいですね」と大きな夢を語ってくれた伊藤社長。『緑、赤襷、赤袖白一本輪』の勝負服が、本場アメリカのダート競馬で走るシーンを想像するだけで胸が大きく高鳴る。


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