重賞ウィナーレポート

2004年04月25日 アンタレスS G3

2004年04月25日 京都競馬場 晴 良 ダ 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:タイムパラドックス

プロフィール

生年月日
1998年05月23日 06歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:24戦9勝
総収得賞金
977,865,000円
ブライアンズタイム(USA)
母 (母父)
ジョリーザザ(IRE)  by  Alzao(USA)
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
白老ファーム (白老)
調教師
松田 博資
騎手
安藤 勝己
【取材先:タイムパラドックスの生産者、白老ファーム(事務局)】 


-------今年2つ目の重賞勝ち、おめでとうございます。見事期待に応えてくれましたね。

 得意の条件で状態も良さそうでしたからスタッフ一同期待していました。6歳にして着実に力を付けてきていると実感させられるレースでした。


-------今回は追い込みでの勝利でした。ゴール前は力が入ったのではないでしょうか。

直線に入るあたりで一瞬届かないのではと思いましたが、馬群を半ば強引に割って鋭く突き抜けてきた時には驚きました。あのように騎手の手綱捌(さば)きに反応良く応え、長く切れる脚を使えることがわかりましたので、今後のレースに自在性が出て更に楽しみになってきました。


-------平安ステークスと同条件での勝利でした。

平安ステークスとはまた違ったレース運びで勝てたことからも、このコースと距離には相当相性が良いようです。


-------タイムパラドックスの母ジョリーザザは、今年本馬の全兄弟を出産予定と聞いています。

今年のジョリーザザの産駒は、1月12日に生まれました。鹿毛の牝馬です。性別は違いますが、体型、性格はタイムパラドックスと似通ったところがあります。


-------牧場としても今年はこれで重賞3勝となりました。また今週は天皇賞(GⅠ)でゼンノブロイが出走を予定しています。期待のほどをお聞かせください。

まずは無事で、そして自分の力を出し切って走り抜いて欲しいです。 第9回アンタレスSは、直線で2番人気のタイムパラドックスが豪快な末脚を繰りだして優勝。平安Sと同じ舞台で、2つ目の重賞タイトルをゲットした。通算成績は24戦9勝、京都はこれで5勝目となった。